筋肉の話2 筋肉の癒着

筋肉の癒着

筋肉は疲れてくると、表面が毛羽立ってきて、

互いに絡み合うようになります。

それが、筋肉の癒着です。

癒着は、激しく疲労したときや、血流が悪いときに起こります。

筋肉が疲労して毛羽立ってきても、血流が良ければ癒着しませんが、血流が悪くなれば、とたんに癒着が進みます。

筋肉が癒着すると、固くなり伸び縮み出来なくなります。

これは、自然形体療法独自の考えです。

筋肉が癒着する、典型的な症状のひとつが股関節痛です。

歩くとき股関節が痛い。

股関節の可動が悪い。

股関節だけでなく、お尻、腰、大腿、すね・・・・

の方まで痛みが広がる場合もあります。

癒着を取る方法って、あるんでしょうか。

(1)手で施術しても、癒着はとれますが、時間がかかります。

そこで、開発されたのが、マザーキャット。

マザーキャットでぽんぽんたたいたり、ころころ転がしたりすると、癒着が取れていきます。

マザーキャットは、自然形体療法だけにある、不思議な道具です。

また、筋肉が癒着すると、筋肉を圧迫して血流が悪くなります。

血流が悪くなると、「冷え」が起こったり、だるくなったりします。

マザーキャットでポンポンたたいていると、だんだんぽかぽか暖かくなった経験のある方いるでしょ?

それは、癒着がとれて、血流が良くなったからです。

癒着がとれると、どど~~~~っと、血液が流れ始めるんです。

どど~~~~~っと、血液が流れ始めると、全身健康になるんですよ!

癒着すると、伸び縮みが悪くなり、柔軟性が悪くなります。

伸びにくいので、つっぱるような感じがしたり、鉄の板がはさまっている、と言う表現をする人もいます。

身体が固いのは、筋肉が癒着しているためです。
マザーキャットで施術を受けた後、足が軽くなった経験のある方、たくさんいるでしょう。

それは、癒着がとれて柔軟性が良くなり、小さな力で筋肉が動くから、足が軽くなるんです。

太ももとか、強力な力がかかる筋肉が癒着すると、肉離れの危険があります。

(2)時間はかかりますが、温めて血流がよくなっても、癒着は取れるようです。

まだ、症例はあまりありませんが、小豆袋を電子レンジでチンして、毎日温めていても、癒着が取れて、筋肉が柔らかくなるようです。

 

癒着しない方法ってあるんでしょうか。

それは、ストレッチです。正座もストレッチになります。

プラス、睡眠、お風呂。
実は皆さん、私たちの身体って、全身、癒着だらけなんです。

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