膝痛症例10 60代女性 テーブルの足につま先を引っ掛け、膝の激痛

施術前の状態

さくらんぼの収穫時期、1番忙しい時だ。テーブルの足につま先を引っ掛けた。そうしたら、もう足もつけないほど、膝が痛くなった。

作業場から電話があり、急きょ当院へ。

施術とその後の経過

1回目 令和元年6月30日

施術前:膝の痛みで、足が着けない。歩けない。

施術:テーブルの足につま先を引っ掛けたので、膝の可動の限界を超えてねじってしまったのであろう。膝周辺の筋肉や靭帯がそのショックで緊張していると思われるので、まずはしばらく膝周辺を指撫法して(なでて)緊張を取る。

それから脚全体の緊張を取り、膝のずれを修正。多少はましになったが、まだ足はつけない。

膝が安定するように、膝下をさらしでしばると、おそるおそるだが、体重をかけて歩けるようになった。

2回目 7月19日

施術前のカウセリング:1回目の施術後のことを聞くと、ゆっくりだが普通に歩いて、さくらんぼの選別などの仕事をした。3日間は脚立に上がらなかったが、4日目からは脚立にあがって、収穫の仕事もやった。

膝はもう痛くない。

施術:膝周辺の疲労回復と全身のメンテナンス。

考察

このように足もつけないほどに急に膝が痛くなるのは、膝をひねってしまった場合が多い。その時は、さらしで巻くと脚が安定して、かなり痛みが軽減する。

彼女もさらしをまくことで、おそるおそるではあるが、歩いて帰ることができた。

急性の膝痛について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

コスモス自然形体院