コレステロールを下げる方法
鶴見酵素栄養学セミナーで、日本の酵素栄養学の第一人者である 鶴見隆史医師 に教えていただいた内容です。
血管の老化はこう進む
薬でコレステロールを下げるのは危険
JR東日本の男性の自殺者全員が「コレステロール降下剤」を飲んでいた。
コレステロールは脳に多い。水を除くと、脳の24%はコレステロール。脳にコレステロールが無いと、脳内伝達物質が働かない。だから、薬でコレステロールを思いっきり下げると、脳はパニックになり、うつ病になって死にたくなる。
コレステロールは多すぎてもだめだけど、少なすぎるともっとダメ。
スタチン系の薬は非常に極端にコレステロールが落ちるので、要注意。
食事でコレステロールを下げる方法
寒天やキクラゲに多く含まれる 水溶性食物繊維 は、胆汁酸 を吸着して便にして出す。(便が黒くなる)
胆汁酸が少なくなるので、胆汁酸を作らなければならない。胆汁酸を作る材料はコレステロール。コレステロールは1日に一定量の生産のため、胆汁が多く排泄されると減少し、血中コレステロールは正常化する(下がる)。善玉コレステロールが増えるし、胆石もできなくなる。
※肝臓・胆のう・十二指腸 が関係しています。臓器について詳しく知りたい方は、中外製薬のHP「からだのしくみ」にわかりやすく解説していますので、興味のある方はご覧ください。
1日4グラムの粉寒天 で、コレステロールは下がるはず。水や紅茶等飲み物に入れて飲む。胆石もできない。
コレステロールが自然に減る(下がる)。薬で減るのとは違う。
鶴見式ご飯 が絶対オススメ。鶴見式ご飯で食物繊維をたくさん摂りましょう。
その他にも、食事でできるだけ、食物繊維を摂りましょう。
食物繊維の効果
食物繊維とは
食物繊維は、植物の構成成分の一つで、全ての植物性食品に見られる。食物繊維は消化酵素によって分解されずほとんど体のエネルギーにはならないが、様々な効果がある。
『水溶性食物繊維』と『不溶性食物繊維』がある。
食物繊維の利点として、どちらも大腸の善玉菌の餌になる。大腸において悪玉菌が優位だと、腐敗がアミン類を呼び、あらゆる病気のベースになることがわかっている。
大便を多く出すには食物繊維以上のものはない。食物繊維をたくさんに食べて大便が大量に出た時は、腐敗とアミン類は極めて少なくなり、あらゆる病気の芽が大変少なくなる。
水溶性食物繊維の働き
水溶性食物繊維は、
ゼリー状で粘り気が高く、食物を吸着して排泄したりゆっくり吸収させるという作用がある。
健康上の働き
① 血中のコレステロールを低下させる。高脂血症(高コレステロール血症)の予防。胆石予防。
・・・胆汁酸とくっつき排泄するため。
② ゆっくりとグルコース(ブドウ糖)を吸収する。糖尿病予防。
・・・糖と水溶性食物繊維はくっつきゆっくり吸収するため、糖尿病を予防する。
③高血圧予防
・・・ナトリウムとくっつき排泄するため、血中ナトリウムは相対的に減少する。
④心臓病予防、脳血管疾患予防
・・・コレステロールが善玉化し、血液がサラサラになるため
⑤ 重金属を排泄する
・・・重金属とくっつき排泄する。不溶性食物繊維もくっつくが、水溶性食物繊維はより大きい。
⑥ 食物を上部消化管にゆっくりと通過させる。
⑦ 大便の中に水分を保たせて、柔らかくする。
⑧ 大腸の善玉菌の餌になる。
不溶性食物繊維の働き
不溶性食物繊維は、
「保水性が高く、大腸で便量を増やす働きを持つ」
不溶性食物繊維の特徴は、腸に入ると水を含み10倍にふくれるため、大腸のぜん動運動が活発化し大便の量が大変増えるという点だ。
そのため、癌や痔、下肢静脈瘤や憩室や頭痛が起きにくくなる。
食べ物のカスを包み込み、スムーズに体外へ便として排泄する。便秘解消し便量を増やすという作用が第一。
不溶性食物繊維の働き
① 便秘解消、大便の重量を増加させる、結腸(大腸)で大便の通過を促進させる。
② 大腸癌・膵臓癌、その他の癌の予防
③ 善玉菌の餌
④ 重金属による病気予防
⑤ 憩室・下肢静脈瘤・痔(内・外痔核)・頭痛・鼠径ヘルニア予防
・・・憩室も下肢静脈瘤も痔(内・外痔核)も頭痛も癌も、不溶性食物繊維不足で起こる。
食物繊維が多く含まれる食材
食物繊維が多く含まれる代表はなんと言っても、
(1) フルーツ
(2) 生野菜
(3) 海藻(水溶性食物繊維が多い)
細切り寒天健康法(寒天の材料は海藻)
細切り寒天と粉寒天の両方を1日8グラム(細切り寒天4グラム、粉寒天4グラム)食べることほど健康になる秘訣はない。
寒天は、細切り寒天も粉寒天も、約80%食物繊維という超優れもの。ちなみに2番目に多いのが黒きくらげで72%。
まず、細切り寒天はご飯に炊き込む。(粉寒天でも可)
いかに細切り寒天をたくさん入れて炊くかが健康のポイント。また味噌汁にもたくさん入れたい。
粉寒天は、4グラム包装を持ち歩き、水やお湯やお茶やコーヒーや紅茶に少しずつ入れて飲む。
その他サラダに混ぜ海藻サラダとしても、様々なレシピに使える。
細切り寒天4グラム、粉寒天4グラム。合わせて1日8グラムは摂りたい。
お電話ありがとうございます、
コスモス自然形体院でございます。