足首の痛み症例6(足首の捻挫) 中3男子バスケット 大会まで2週間

施術前の状態

平成29年6月3日(おととい)、練習試合のとき右足首を捻挫。
走っているときに、小指の方から内側にぐぎっといった。
整骨院に行って、捻挫と言われた。
湿布をはってもらった。

捻挫が早期に回復したというお母さん方の話を聞いて、来院。
最近、ベストメンバーに選ばれて、試合の最初から最後まで出られるようになった。
あと、2週間で最後の大会なので、何とか出してあげたい、とのお母さんの切実な思いで来院。

施術とその後の経過

1回目 平成29年 6月5日 

施術前の状態:
右足首外くるぶしの下が主に痛い。
圧痛あり。
内出血のあとがある。
腫れてはいるが、そんなにひどくはない。
右足をついては歩いているが、体重はかけられない。

施術:
全身の調整。
脚全体の疲労と癒着をとる。
圧痛があるところを中心に指撫法。
指撫法を行うことで、だんだん圧痛が無くなってきた。
指撫法とマザーキャットクッションを使って施術。

圧痛がだいぶ無くなったところで、足関節のずれを修正。
最初仰臥位で。
次に、歩いて痛い角度で何度も、動作法(ずれの修正)
だんだん、右足に体重をかけて歩けるようになった。

傷がまだ完全に治っていないので、もういちど、指撫法。
また、動作法。

何回か繰り返し、ほとんど普通に歩けるようになった。
今日は、ここまで。
指撫法のための「はけ」と「マザーキャットクッション」をレンタル。

2回目 6月8日

施術前:
前回の右足首外くるぶしの痛みは無い。
今度は、内くるぶしの下が痛くなった。
足首がガクガクする。関節の骨と骨の間が離れていて、プランプランする感じ。

施術:前回と同様。
内くるぶし下の痛みも、歩いてはほとんど無い。
足首がガクガクするというので、靱帯がゆるんでいるのかもしれないと思い、さらしを巻いて走ってもらうと、半分その感じがなくなった。
ガクガクするというより、プランプランする感じ、というので、もしや、首に原因があるのかもしれないと推察し、首の施術。
その後、走ってもらったら、プランプランする感じも無くなった。

7割のスピードを出して、走れるようになった。
サイドステップや、ジャンプ等、様々な動きをしてもらい、
その都度動作法で関節のすれを修正。
多少痛みの出る動きもあるが、試合になれば大丈夫でしょう。

施術後:

さらしの巻き方を教え、前回時間が無くてストレッチ指導ができなかったので、ストレッチを教えて終了。

練習復帰は少しずつ行うこと。
たぶん、試合にフル出場すれば、かなり疲れるので、
試合の合間に、ストレッチやマザーキャットクッションで疲労回復をすること、等
いろいろ指導。

☆考察
2週間後の最後の大会に間に合わせたい、とのわらにもすがる思いで来院。

最近試合にフル出場するようになったので、体力筋力がまだ不足していて、
脚が疲れていて、気がゆるんだときに、捻挫してしまったのでしょう。

2回の施術でだいぶ動けるようにはなった。
少しずつ練習を再開して、本番で実力を発揮できるように、セルフケアを続けてほしい。

最後の大会で、思う存分動けますように!

※施術者 小松尚子
※効果には個人差があります。

考察

2週間後の最後の大会に間に合わせたい、とのわらにもすがる思いで来院。

最近試合にフル出場するようになったので、体力筋力がまだ不足していて、脚が疲れていて、気がゆるんだときに、捻挫してしまったのでしょう。

2回の施術でだいぶ動けるようにはなった。
少しずつ練習を再開して、本番で実力を発揮できるように、セルフケアを続けてほしい。

後日、本人とお母さんが挨拶に来院。無事に試合に出場し、優勝したとのこと!

※効果には個人差があります。

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