腰痛・坐骨神経痛 症例20 40代女性 看護助手 ぎっくり腰

40代  女性  看護助手

4月末にぎっくり腰になった。

12日間も仕事を休む。仕事ができるまで回復していなかったが、それ以上休むわけにはいかず、仕事に復帰する。

以来、数ヶ月。全く回復していない。症状は、腰痛と右足のしびれ。

仕事は、午前中いっぱいおむつの取り替えやシーツ交換など、ずっと中腰。
1回目の施術

椎間板の手法と腰周辺の筋肉の緊張を取る手法をしたが、ほとんど変化なし。中腰はきついので、片足を前に出すようにすると、負担が軽くなることなどをアドバイスする。

2回目  施術前のカウセリングで、
「腰が痛いし、背中(肩甲骨の内側)まで痛くなって、もう限界です。」
と、すごくつらそう。

2回目も、1回目と手法は同じ。施術しながら、中腰の仕事を続けていけば回復にはかなりの時間がかかるだろうから、なんとかして、腰に負担がかからないようにしなければいけない・・・・・と、一生懸命考え・・・・

これはどうですか?あれはどうですか?と、患者さんと話をしながらはっと気づいた。それは、私が施術をしている格好。これなら、全く腰には負担がかからない。

その格好とは・・・・

更に、椎間板を回復させる自己療法。全身や腰のストレッチ。

とにかく、腰に負担がかからないように、工夫して仕事をしてください、と伝え、終了。

数日後、3回目。 前回あまりつらそうだったので、短期間での改善は無理だろうなあ・・・・と思いながら、カウセリング。

「その後、どうですか?」

すごく、いいです。あまり痛くないです!!!

「ほんとですか?!!!」

「今までは、できるだけ安静に、動かないように、と大事にしていたけど、かえって逆効果だったんですね。仕事中に、身体をひねったり肩をまわしたり、とできるだけ、動かすようにしたら・・・・」

「今までは、この仕事をやめないかぎり良くならないだろうと、あきらめてたんです。こんなに早く良くなるなんて。」

今まで自力で回復できなかったのは、中腰のきつい仕事と、腰を動かさないように、腰を安静にしすぎたこと、ということ

この工夫は、ずっと続けることなど話し、自己療法とストレッチの復習をして、3回で終了。

※効果・効能には、個人差があります。

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